照明解析ソフト lumicept

lumicept(ルミセプト)は、株式会社インテグラ社(日本)が開発した照明解析ソフトです。空間内における光の挙動を再現し、光の分布や伝搬を把握するためのハイブリッド光シミュレーション・ソフトウェアで、lumiceptを導入することにより、照明機器や光学部材、建築物や自動車の内外装など、光による効果が重要な役割を担う各種機器や空間の設計において、試作すること無くその光り方や見映えを評価する事が可能になります。製品の完成に要する期間と費用を抑えつつ、その価値を向上させたい設計者の方々に、lumiceptは強力な設計支援環境を提供します。
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■ lumiceptの概要

光源側からの光線追跡と視点側からの光線追跡とを併用したハイブリッドな計算手法により、三次元空間内における光の挙動を再現します。処理の実行が漸進的に行えるため、処理中に結果を随時表示することや計算の中断・再開などが特長です。

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■ lumiceptの内容

外部CADとのインターフェース(IGES、STEP等)により、既存のCADデータのモデルを使用します。光源に任意の配光分布を設定できるため、実測に基づいた放射特性を用いたシミュレーションができ、入射や出射の方向に依存して変化する反射・透過特性(BRDF/BTDF)を取り扱え、媒質内部における散乱(内部散乱)を、含有されている微小粒子の大きさや濃度、光学特性等により記述が可能な点、膨大な個数の微細形状(マイクロレンズ等)が大きさや密度を変えながら分布する表面の定義などもできます。また、緯度、経度、日時を指定し、地球上の任意地点における昼光(天空光)の状態を再現するなどができます。
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シミュレーション結果は、照度や輝度、光度や色度といった物理値として表示し、光線追跡で光源から放射された光線の三次元空間内における伝播経路を視覚化できます。繊細なレンダリング機能で、設定された照明条件下における物体の見映えを高い水準で再現。OpenGL®ハードウェアによる三次元表示の場合でも、影や映り込みを考慮した再現表示を行えます。
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内蔵の複数CPUコアによる並列処理、ネットワーク上のマシンによる並列処理も可能。光源の配光として、ニアフィールド測定により得られたデータ(rayset)を設定でき、波長毎に光源や材質の特性を設定し、計算結果も波長毎に提示する事ができます。
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■ 広範囲に対応する活用用途

優れた高速レンダリング機能と正確な光解析による根拠のある表現を併せ持ち、スタジアムの様な広域で光源が多い解析から、詳細形状の表面の様な細かい解析まで短時間で解析結果が得られます。塗料、照明、太陽光など多彩な分野で高評価と実績がございます。

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